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みなもちゃんと水素職人のみなもとダイアリー

株式会社ウォーター・インスティーチュートメンバーのブログです

『二コラ アペール』

みなさん、こんにちは。

水素職人 さいとうです。

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さて、

さて、

「ペットボトルから空気を追い出すことにこだわる」シリーズ。

 

前々回の記事の最後に、

 

で、なるたけ空気を入れずにボトルを閉める方法について、
こんなご意見も頂戴しました。
「もっと大きな入れ物の中を水で満たして、
ボトルも、蓋も入れたまま封すれば
一切空気がはいらないでしょ」

と書きまして、今回はそのおはなし。

 

 

 

題名にあるのは人名、
ニコラ アペール 何した人っていうと、
瓶詰した食料を長期保存できるようにする方法を考え出した人 です。


ついぞ最近まで「ニコラス アペール」と覚えておりました。
フランス人だから、「Nicolas」の最後のsは発音しないんですね、
子供のころ読んだ本には「ニコラス」と書いてありましたので、
間違えて覚えてましたね。
「煮沸しながら、瓶内の空気を押し出して密閉する」ってことをした人です。
空気があると、瓶詰のなかみが腐っちゃうから、
とことん、空気の追い出しにこだわった大先輩です。

 

 

で、先の記事で書きました「空気を追い出す」方法についてです。
さすがにペットボトルを煮沸するわけには絶対にいきませんので、

「空気の無いところで栓をすれば、空気が入ることはない」を試してみます。

 

まず、
ペットボトルがつかる位の容器を水で満たします。

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その中に、擦り切れいっぱいまで水を入れたボトルを沈めます。

 

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そのまま水中で栓をすると、

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こんな感じに、ボトル内に空気がまったくない状況が作れます。

 



さて、これで ボトル内の圧力を
より高めることが手軽に作り出せる環境が整いました。

 

 

え、「手軽ではない」って。

 

うん、そうですね。  全然、手軽ではない


この状態なら、「手軽に高圧にはできる」けど、
その状態を作るのが、全く持って「手軽では無い」と、、、


そうなんですよね、誰が好き好んで
500mlのペットボトルを満たすのに
数リットルの浄水を用意するか!?っての、、、、


よし、もっと手軽に!!!
水も少なくできないか!?



うーん、
ちょっと工具を取ってきます。

このシリーズ、まだ続きます。