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みなもちゃんと水素職人のみなもとダイアリー

株式会社ウォーター・インスティーチュートメンバーのブログです

『ナゼ色に違いがでたのか?』

みなさん、こんにちは。

水素職人、さいとうです。

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週末は、ちょっと和歌山で田植えをしておりました。

まっすぐ植えるのって、想像以上に難しい。
良い人、良い土、良い気候に出会えた良い週末でした。
これに関しては、また「水素バカ」が発表するでしょう。

さて、その水素バカから振られたお題「ナゼ色に違いがでたのか?」

は? なんのこっちゃ? ですよね。

まずは、こちらを↓


てなわけで、ちょっと簡易実験をしてみたわけです。
その結果の一つで、「発色が良い」がありまして、
「なんで?」と解説するのは今回の記事でございます。

 

はて、なんででしょうね?

なにせ、お花なんて、とんと縁のない生活を送っております職人。

 

3日ほどで、特別な栄養剤を与えない元
水素水と、水道水&浄水 で異なるであろう条件、、、、

「pH」がまず頭に出ました。

pH=水素イオン濃度 でございます。

 

今が旬なアジサイは、咲く場所によって同じ種でも

お花の色が異なります。

これは、土壌のpHが関係しています。

酸性に傾けば、青色になり。

中性、弱アルカリ性では、赤系ピンクっぽい色になります。

逆を言えば、土壌を調整することで、任意の色を望んだ場所に咲かすことができるということです。

 

 

で、これを今回の実験に照らし合わすと。

pHは計測しておりました。

元々の水道水が7.4であったのに対して、

水道水が6.6

浄水は6.7

まで、酸性に向かっていました。

 

対して、

水素水は、

スティック入りが、8.9

小袋入りが、8.8でした。

アルカリ性ですね。

 

なんだ、ちょっとの差じゃないか。 

と思える数字ですけど、

pHが1違うと、水素イオン濃度が10倍異なりまして、

表記は「〇〇乗」で表します。

2違えば、100倍 水素イオン濃度が違うってことになります。

 

 

このpHの差をお花の色素が反応するのです。

色素の種類はたくさんたくさんありまして、

アントシアニンとかフラボノイドとかは、

どこかで耳にしたことがあって、まだなじみがあるかと思います。

 

 

それこそ、アルカリ試薬に使われる、
フェノールフタレインとかはですね、化学式で書くと

C20H14O4

になって、「何がどうくっついているのよ??」と、

こっちは 全くなじみのないものになるかと。

 

 

 

正直、お花の中の反応の細かな部分までは、私にも分かりかねる部分だらけです。

特に、アルカリ性に反応するどの物質かまでは、ちょっと分かりかねるのですが、

今回の実験で、色に違いがでたのは、

お水のpHの違いが、お花の色素に影響を与えたのが
一つの原因だとは考えれます。

 

 

まだ、実験数も少ないですけど、

実際に、「発色に違いがありました」ってのは事実です。

「事実は理論に先行する」

私の好きな言葉です。

 

 

まだまだ、検証実験が必要だね。

 

今日はここまででございます。