『ねじ と ばね』
みなさん、こんにちは。
水素職人、さいとうです。
特撮も好きですが、工具も好きです。
また、好きな工具について書きますが、
今回は、ネジ について。
ネジって我々の周りに、それこそたくさんありまして、
家具だったり、家電、車、建物、
文具にだってネジの構造は使われていますよね。
シャーペンの先とかにね。
釘や接着剤と違って、また外すことができる、手入れができる利点が
大きいのですが、それゆえに「ゆるむ」こともあります。
じゃ、「ゆるまない」ようにって、思いっきりきつく締めると
今度は、破損したり、逆にゆるみやすくなってしまったりします。
「ネジ は ばね なんだよね」って、
最初に聞いたときは、は? となったこと今でも覚えています。
金属製であろうが、プラスチック製であろうが、ネジは
締めこんでいくにつれ、引き伸ばされるんですね。
引き伸ばされたネジは、当然戻ろうとします。ばねと一緒ですね。
その引き延ばしのちからからの「戻る力」をも使って、
雄ネジと雌ねじの摩擦力が増して、ゆるみにくくなるって仕組みです。
この摩擦力が弱くなると、ネジは緩んできます。
絶えず動くエンジンとか、車輪とかだと深刻な事態を招きます。
でも、私の話題は、相変わらず「ペットボトル」です。
ペットボトルのキャップ、「良し、締まったな」と思っても、
まだ、回る場合がありますでしょう。
キャップの材質からの「粘り」と表現したら、伝わるかな??
締めていって、「あ、これで中身は漏れないな」ってなってから、
まだ、締めれる猶予 とでも言いましょうか。
『増し締め』できる猶予 かな。
で、ペットボトルのキャップが、「しっかり締まる」ってのは、
この「猶予」もしっかり締めているほうがいいのです。
なぜかって? その方が、中の圧力が高まるからです。
圧力が高まると水素がより溶け込むようになります。
『水素水』は、みーんな『高濃度』 その4 ヘンリーの法則 - みなもちゃんと水素職人のみなもとダイアリー
キャップ素材の弾性も利用できるように、
もいちどあなたのキャップ「右に回らないか?」確認してみてください。
今日の1本目はこんなところで、