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株式会社ウォーター・インスティーチュートメンバーのブログです

容器入り製品 の溶存水素濃度 -国民生活センター発表

こんにちは、みなもです。

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さて、先日は「国民生活センター」より発表された、

「水素水」に関するテスト内容

“ 容器入り及び生成器で作る、飲む「水素水」

-「水素水」には公的な定義等はなく、

溶存水素濃度は様々です- ”

容器入り及び生成器で作る、飲む「水素水」−「水素水」には公的な定義等はなく、溶存水素濃度は様々です−(発表情報)_国民生活センター

について、お話ししました。

 

今回は、その「結果」についてみてみたいと思います。

 

まず、「溶存水素濃度」の数値について、

開封時の濃度は

【容器入り】製品-10銘柄 のうち

溶存水素濃度が高いことをうたい、

溶存水素濃度の数値も表示している

アルミパウチ製品 6銘柄

アルミボトル製品 1銘柄 

の 7銘柄のうち、

パッケージに表示されている水素濃度と、

測定値が、同じ範囲内にあったのは

アルミパウチ製品 2銘柄

アルミボトル製品 1銘柄

 

パッケージに溶存水素濃度の表示が

されていない 

アルミボトル製品 1銘柄

ペットボトル製品 2銘柄

の3銘柄は、

水素濃度の測定値が低く、特に

ペットボトル製品 2銘柄では

溶存水素は検出されなかった。

とのことです。

 

但し、そのペットボトル製品のうち、

1銘柄については、

「通常の水素水とは異なり、体に安全な

組成物に水素を結合しているため、

このまま溶存水素計で測定しても水素は

検出されません」

と表示されているため

実際の水素濃度は不明

ということになります。

 

そして、さらに消費者として気になるのは、

やはり、開封後の濃度 ですが、

開封時に溶存水素が検出された容器入り8銘柄を

開封後に蓋を閉めて放置した場合、水素濃度は

5時間後・・・30~60%程度

24時間後・・・10%程度

に、低下していたということです。

 

ただし、アルミパウチの3銘柄には、

飲み残す場合には

水素水があふれる寸前まで空気を抜いて

しっかり蓋を閉める。

という方法が明記されており、

その方法に従って、保存した状態で

溶存水素濃度を測定したところ、

アルミパウチ製品6銘柄全てにおいて

5時間後・・・90%以上

24時間後・・・70~90%程度

と、空気を抜かない場合に比べて、

水素濃度の低下が大きく抑えられた

ということですから、

一度に飲み切れないときでも、保存方法に

気を付けることで、数時間内であれば

「水素水」として飲むことができる

とはいえるでしょう。

 

ちなみに、

未開封のまま20℃で1カ月保管した場合

開封時に水素が検出された8銘柄全てにおいて、

溶存水素濃度がやや低下していた

(0.1~0.4ppm程度)。

ということです。

 

この結果をみると、「容器入り」製品には、

表示された水素濃度と測定された濃度に、

大きな差がある製品もあり、どの製品も、

時間の経過とともに、水素が

抜けてしまうのは避けられない

ということも明確になったといえるでしょう。

 

次回は、【生成器】のテスト結果について

確認していきます。

 

今日も最後までおつきあいいただき、

ありがとうございます。

 

 

#水素水#国民生活センター#溶存水素濃度#サイモン#二代目水素バカ