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生成器製品 の溶存水素濃度 -国民生活センター発表

こんにちは、みなもです。

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さて、少し時間が開いてしまいましたが、

先月、「国民生活センター」より発表された、

「水素水」に関するテスト内容

“ 容器入り及び生成器で作る、飲む「水素水」

-「水素水」には公的な定義等はなく、

溶存水素濃度は様々です- ”

容器入り及び生成器で作る、飲む「水素水」−「水素水」には公的な定義等はなく、溶存水素濃度は様々です−(発表情報)_国民生活センター

について、

【生成器】製品に関する内容の確認です。

 

まず、取り上げられた 生成器 9銘柄 は

いずれも、電気分解の原理を利用して

水素水を生成する機器です。

このうち、

商品の取扱説明書等に、溶存水素濃度の表示があった

のは

スティック型1銘柄

携帯型3銘柄

据置型1銘柄

の5銘柄、このうち 

ステイック型 1銘柄

携帯型 2銘柄

では、

測定値が、表示地を下回った

ということです。

 

生成器の、溶存水素濃度については、それぞれ

使用する水の水質や水量、あるいは、

生成にかける時間や回数によって

濃度が変わることが、表示されているものもあり、

測定の条件によっては、表示された数値との差異を、

判断するのは、難しいところもあるとは思いますが、

やはり、表示された数値と、測定値があまりにも

かけ離れていることのないよう。

また、測定条件の違いについても、できるだけ

消費者にわかりやすく説明することが、

求められています。

 

これに対して、

商品本体に水を流した時の目安の濃度が、表示される

蛇口直結型2銘柄

については、

溶存水素濃度の数値は低いものの、

表示された数値と測定値が

ほぼ、同程度であったとのことです。

この2銘柄は、薬事法で「管理医療器具」として認定されている

蛇口直結型の「連続式電解水生成器」です。

 

取扱説明書等には表示がなく、販売元のホームページや直販サイトに

「溶存+注入(気泡)1.00ppm+28000ppm以上」

との記載があった

据置型1銘柄 については、

溶存量の1.00ppmという表記と測定値との違いは、

さほど大きくはないものの、

+注入(28000ppm)の効果については、

よくわからない、といえるでしょう。

 

そして、

溶存水素濃度について、全く表示のなかった

スティック型 1銘柄 については、

測定値においても、ほとんど水素が、検出されなかった

ということです。

 

さらに、生成器の9銘柄全てにおいて、

生成後の水をコップに移し替えると、

生成直後の溶存水素濃度を、

100%とすると、1時間後には、

約50~60%に低下した。

ということです。

これは、「水素」の性質から考えれば、

【容器入り】製品の場合と同様に、

当然の結果といえるでしょう。

 

この、調査結果からみても、

【容器入り】製品であれ、【生成器】製品であれ、

「水素」は、抜けやすいものである

ということが、改めて認識できたと、いえるでしょう。

 

秀光博士が、かって「電解水」の限界を

感じられるようになったのは、まさに、この

“「水素」は、時間の経過とともに抜けてしまう ”

という、事実に直面されたからでした。

 

さて、次回は、「水素水」の

「効能効果」に関する表示

についての指摘を、みていきたいと思います。

 

今日も、最後までお付き合いいただき

ありがとうございました。

 

#水素水#国民生活センター#サイモン#二代目水素バカ