『ハイドライド』といえば、PC8801でした。
みなさま、こんにちは。
職人でございます。
さて、来るべき「水素社会」のことをチョコっとだけ
書いておりますこの頃。
水素の運搬
みなさま、ご存知の通り、「水素」って運搬が大変なんですよね。
だって、「抜けちゃう」もの。
これからの社会で水素をどうやって、各所まで届けるのかな?
ってこと(インフラ整備)が必須だよねって話です。
4つの方法があるのね
主に4つの方法があるそうです。
① パイプラインで送る。
② 水素を圧縮して運ぶ。
③ ものすごく冷やして液体にして運ぶ。
⓸ OCH法ってのを利用する。
で、
① は水道や都市ガスみたいなのですけど、
新たに、大規模で作るとなるとお金がたっくさんかかりますよね。
② は、今でも主流で、いわゆる「ボンベ」に入れて運ぶ方法ですね。
③ は、冷たく保つ必要があるので、冷やすとこ、保存するとこが大変です。
で、
あまり聞いたことのない、⓸ですけど、
OCH法=有機ケミカルハイドライド法
OCHは、
Organic(有機)
Chemical(ケミカル)化学の
Hydride (ハイドライド)水素化物=水素と他の元素の化合物
ってな意味でして、
有機ケミカルハイドライド法 となります。
コピペですが、OCH法とは、
トルエンなどの芳香族 の水素化反応によって水素を固定し、
メチルシクロヘキ サン(MCH)などの飽和環状化合物に転換を行い、
常温・ 常圧の液体状態で、貯蔵輸送を行って、
脱水素反応で水素 を取り出して利用する方法である
とあります。
言い換えると、
「液体に水素を反応させて、別のものにすると、安定して運べますよ」
ってなことです。
まだまだ、クリアしていかなければならない課題はあるのですけど、
一つ一つ越えて、「水素社会」が早く実現するといいですよね。