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株式会社ウォーター・インスティーチュートメンバーのブログです

『水素水』は、みーんな『高濃度』 その6 例その2

みなさま、こんにちは。
水素職人、さいとうでございます。

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さて、「ヘンリーの法則」を応用した一つ目のコツとして

「炭酸水の空きボトルを利用して、圧力を逃がさないコト」

そして、

発生する水素を「閉じ込めておく」

のが圧力を高めるのに良いとしました。

 

minamotosuiso.hatenablog.com

では、より簡単に圧力を高めるにはどうしたらいいのでしょうか?

さて、大半の人が 小学校で注射器を「ピストン」と呼んで、

『空気と水の実験』をしたことあるかと思います。

 

その際に、『空気は縮むけど、水は縮まない』と教わりましたね。

「空気だけ」入った注射器は、押せるけど。

「水だけ」の注射器は押せない、もしくは押しすぎて壊してしまうお友達がいたかも知れないですね。

 

ボイル=シャルルの法則とかを説明すると複雑ですので、

大雑把に 繰り返せば、

『空気は縮むけど、水は縮まない』

のです。

これをPETボトルに置き換えてみると、

ボトルの中に、「空気と水」が一緒にあると、ボトルの上部に「空間」があります。

発生した水素は、その「空間」を縮めることになります。

 

実は、この空間は、

水素がボトル全体の圧力を高めるのには、邪魔になったりしているのです。

 

では、どうすればよいのか?

「空間」を最初から無くしてしまえばいいのです、

お水をボトルの「すり切れいっぱい」まで入れる。

すると、縮めようにも空間がありません。 代わりに より縮みにくい水を押しますので、

圧力が高まりやすいのです。  圧力が高まると、水素はより溶けやすくなります。

 

 

 

今回のおさらいです。

ペットボトルには、
お水を「すり切れいっぱい」まで入れて、
圧力を高まりやすくすると
水素はより、溶けやすくなる。

 

では、また次回、三つ目のコツをお知らせします。

次回は、コチラ。

『水素水』は、みーんな『高濃度』 その7 確認すること - みなもちゃんと水素職人の日記