『水素水』は、みーんな『高濃度』 その8 「冷」? 「常温で」。
みなさま、こんにちは。
水素職人、さいとうでございます。
前回までは、ペットボトルのことについて書きました。
さて、今回。
タイトルはお酒っぽいですけど、もうすぐお茶の時間。
あたたは、紅茶に砂糖入れますか?
私は緑茶が好きですので無糖ですが、
なかには5杯以上も砂糖を入れる人もいるでしょう。
たくさんの砂糖を溶かす場合、どうすればよいと思います?
すぐに思いつくのが二つありますよね。
「かき回す」 そうです、それが一つの方法。
もう一つは、「熱くする」ですね。
身近なものだと、塩は温度にあまり左右されないのですが、
砂糖(ショ糖)は、温度を上げるととても溶けやすくなります。
0℃ と100℃では溶ける量に3倍弱の差があります。
熱(温度)によって溶けやすさが変わるわけです。
で、話を水素に代えます。 水素職人ですからね。
当然、水素も温度によって溶け具合が変わります。
水素は温度が上がると 「溶けにくく」なります。
水素の溶けやすさは、
一般的な冷蔵庫内の温度である1℃から5℃あたりを例にとると
水温5度で、1850(μg/L)
となります。
逆にお風呂の温度 40℃だと、
水温40度で、1380(μg/L)
となります。
「なら、低ければ、低い方が、より溶け込んでいいじゃない」 と思われるでしょうが、
ここにスティックタイプの葛藤が出てきます。
水温が低い方が水素はより溶けやすいのですが、
スティック内のマグネシウムの化学反応は遅くなってしまうのです。
お水と反応して、水素を発生するマグネシウムの働きが遅くなっちゃうんです。
いまでも、科学の本には「マグネシウムは「温水」と反応する」と書いてあるものもあります。
つめたーい水だと、マグネシウムの反応はおそくなりますので
水素が発生して、圧力が高まって、お水に溶け込んでいくために、
より時間がかかってしまいます。
たまに暑い日もありますが、まだまだ過ごしやすい5月。
15度から20℃ほど、いわゆる常温でお飲みいただいても 「おいしい」と感じて飲めると思います。
私は、ボトルを冷蔵庫には入れません。 机の上に置きっ放しで使用しています。
ほぼほぼ室温と同じですが(23度ほど)、とてもおいしくいただいております。
ぜひ、一度 常温で飲んでみてください。
おいしいですよ。
次回は、コチラ。