『セットで覚える』
みなさま、こんにちは。
さて、先に書いた記事で、
なぜか最後に「セミ男」などと書いてしまい、
ずっと、「セミ男とガラ玉」という言葉が頭から離れない
特撮好きの水素職人、さいとうです。
「セミ男とガラ玉」のように、
どうしても、セットで覚えているものって
ありますよね。
受験勉強時の知識がいまだに蘇ると言いますか、
「ちはやぶる」といえば「神」で、
「三角州」と「三角江」とか、
で、今日のお題は、
「酸化と還元」について ちょこっと触りを。
これもセットで、覚えておいた方がいい言葉です。
なぜかって?
「酸化と還元は同時におこる」からです。
高校の時分、
化学の先生が印象深く教えてくださったので、
いつまでも頭の隅に残り続けておりました。
「同時に?」
高校当時は「酸化」=「さび・劣化」くらいにしか思っていませんでしたから、
「酸化したものが還元されたら、
もとにもどって 万々歳なのでは?」
と感じた時に、
先生は「可逆性・かぎゃくせい」について説明してくださいました。
それが印象に残っております。
当時の先生の言葉を拝借しつつ、いつものように大雑把な表現をしますが、
酸化還元は
「電子のやり取り=キャッチボール」
とするとイメージしやすいでしょうか?
酸化とは、分子または原子が電子を失うことで、
逆に、
還元とは、分子または原子が電子を得ることをいいます。
片方の手を離れて、片方が受け取る
どちらか片方だけでは成り立たないのでキャッチボールをたとえに取りました。
何かが酸化したら、還元されているものがあり、
という事は同時に、
何かが還元したら、酸化されているものがある
という事です。
電子のやり取り!?
サビってサビ落としで磨くだけのもんと思ってたのに!!
短絡的な若い自分に笑えます。
酸化還元については、ちょっとシリーズで書いていきますね。
今回は、その第一弾として、
「酸化と還元は同時におこる」
ってことだけ。
それでは、また次回。