『ビビりだなぁ』
みなさん、こんにちは。
水素職人、さいとうです。
昨晩あったことを。
相変わらず とんでもなく暑い日が続いており、
昨日は特に蒸し暑く、気付けば、黒い雲がうっすらと空を覆ってきています。
余計に湿度が上がっている中、
この前の様にはならんと、
きちんと水分補給をしてから、家までの帰路につきました。
自宅まであと、10数メートルというところで、
目の前の道路を、細長いものが、結構な勢いで走り抜けました。
あまりにも細長く見えたので、「ヘビ?」と思ったのですが、
道路を走り抜けた そのものは 50㎝ほどの石垣に登って、
こちらを見据えています。
緑色っぽく、怪しく光る2つの目。
ツチノコだったら嬉しい!!とおもいつつ、
結構な近眼な私、
夜目の遠目ですから、細目になって、睨み返します。
相手が上体を起こしました。
ん?
ふさふさ してる、、、
イタチ、、、にしては、大きいな。
あ、テンだ! 珍しい。
イタチにしては黄色みが強く、体長も50㎝以上ありそうです。
見えませんでしたけど、尾まで入れれば、1m近いと見えます。
よく見れば、なんか黒っぽい、夏毛かもしれないけど、
「クロテン?」
非狩猟獣ですので、手出しは出来ません。
私の住んでいる地域では、イタチはよく見るけど
(それこそ、ネコより多く目撃します)、
テンは珍しい。
でも、暗がりだからはっきりわからないな。
後で検証するために
ひとまず写真だけでもと、
ポケットの携帯に、ゆっっくりと手を伸ばし、
「逃げるなよ、逃げるなよ」と願いつつ、しずかぁにカメラ起動。
「フラッシュは逃げられるか。 感度を上げて、ズームして」
遠目で見れば、何もない石垣にスマホを向けて、タイミングを見計らう中年男性。
普通なら、結構変な見た目ですけど、
「ポケモンGO」のおかげで、それほど変には見えなかったでしょう。
かたや、AR。 こっちの相手は野生動物。
時間にしてみれば、10数秒であったはずですが、体感は数分にも思える時間、
緊張しつつ、カメラの設定をいじくり倒し、ピントを合わせつつ、
「よし、ココ!」と思った瞬間、
対象が逃げました。
後ろの草むらに逃げ込むかと思いきや、こっちに向かって道路を走ってきます。
「うわぁぁああ」
思ったより、変な声、大きな声を出しました。
水素職人、ビビりです。
結局 逃げられ、写真も撮れませんでした。