『あめちゃん』
みなさん、こんにちは。
水素職人でございます。
さて、昨日の水素バカの記事、
たしかに彼はのどを気づかっています。
ちょっと、荒れっぽいと、ずっとあめちゃんを舐めているんですけど、
砂糖(黒糖)+ 水あめ だけのシンプルなのになんの効果があるの?って 質問があったので、ちょっとだけ。
砂糖が沢山はいった食品は腐らないってこと、
みなさんも経験上、ご存知ではないですか?
砂糖がいっぱい入った「ジャム」は保存食の代表だし、
非常用食料として重宝される「羊羹」とかだと常温でも1年以上保管できますよね。
いずれも、高温で調理されて、当然 空気に触れないようになっていますけど。
それでも、保存料とか不使用でも大丈夫なものです。
同じ様に、塩をたくさん効かせても保存食品になりますが、砂糖も塩も
細菌の自由を奪ってしまう効果があります。
塩は浸透圧で、砂糖は粘性によって。
その粘性を利用しているのが「あめちゃん」なわけでして、
舐めているほどに溶けだし、唾液と混ざり、のどの粘膜の表面を覆い保湿させます。
乾燥を防ぐ! これだけで繁殖力は格段に落ちます。
水あめなんかは特に、粘膜を保護してくれます。
で、それに「有効成分」を入れたのが「のど飴」とか「トローチ」とかになるんですけど、
これらは、「医薬部外品」とか「医薬品」に属するものが多いです。
お薬ですからね。 「あめ」だと思って、沢山食べたら、「お薬」をたくさん摂取することになりますからね、水素バカもかいていたように、逆に体に悪いかもしれません。
のどを保護するために、あめを舐めるのは有効なのですけど、
含まれている成分の効果効能よりも、
「舐める」ってことで、自分の「唾液」が沢山でることによって、
乾燥が防がれ、
被膜作用によって、口の中の粘膜を保護して、
含まれる「酵素」により、口に侵入したウイルスの動きを抑えます。
普段、当たり前になっている唾液は、我々にとって大事な働きをしてくれています。
昔からよく言われておりますが、
薬より「まずは、自分のからだの力」を信じた方が良いですよね。