水の日 -健全な水循環を維持するために-
こんにちは、みなもです。
今日は水の日、
8月7日までの、1週間は
「水週間」です。
昭和52年5月31日の閣議決定で定められた
水の日と水週間ですが、
近年、生活水準の向上や、経済の進展等によって
水の需要が増大している一方で、水資源の開発は
次第に困難になってきており、渇水時における
水不足が生じることが、心配される状況に
なっています。
このことを踏まえて、
「水循環に関する施策を総合的かつ一体的に推進し、
もって健全な水循環を維持し、又は回復させ、
我が国の経済社会の健全な発展及び国民生活の
安定向上に寄与すること」 を 目的として、
平成26年、新たに
『水循環基本法』が制定されました。
これにより、
水資源の有限性や、水の貴重さ、
水資源開発の大切さについて、
国民の関心を高め、理解を深めることを目的として、
8月1日を「水の日」とし
8月1日~8月7日を、水週間 とすることが
改めて法律で定められました。
秀光博士は、27年前「飲み水」の重要性について
初めて、世に問われた著書『水で死ぬ!!』の中で、
「我々は、水を汚染し、地球環境をますます
悪化させることとひきかえに、現在の消費生活を
維持しているのです」
と指摘されています。
当時より、環境汚染が改善されたとはいえ、
現実として、日常生活を維持していくうえで、
何らかの形で水循環に影響を与えることは、
避けることができないでしょう。
だからこそ、
水がもたらす恵みを、人類共通の財産として
将来にわたって享受できるよう、
健全な水循環を維持し、回復する努力が
必要であることを、社会の一員として、
忘れないようにしたいですね。
今日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。