『クセをなくす。 それって いい事、悪いこと??』
みなさま、こんにちは。
職人でございます。
さてさて、
クセのある人物のほうが印象に残りやすい、
なんて事もありますが、そのクセが鼻につくってこともあるようで、
でも、逆に なにもない人は、あとから思い出しても、
印象に残らなかったり、「いい人」とだけ
評価されてしまったりで難しいようですね。
さて、今日のお話は実験のこと。
お酒実験を続けておりました。
今まで、ウイスキー、日本酒と行いまして、
総じて、「すっきり」 「飲みやすい」といった感想を得ておりました。
で、今回は 特徴といいますか、クセのある
「ワイン」 と 「芋焼酎」 でもやってみたところ、
こちらもガラリと変わりました。
いままでと同じく、「すっきり」 「飲みやすく」なりました。
いい意味で捉えれば、「万人向け」になりました。
でも、原酒にあった「特徴」も消えちゃっているかなってのが
感想です。
それでは実験の様子をどうぞ、
でこれらに「職人特製水素パック」を入れまして、
しっかりパッキンを利かせて、封をします。
いつもと同じように、なるべく条件をそろえるべく 右側には水素パックなしも各々用意します。
これで、24時間経過させるわけですが、
上の写真、一番左のビンを見ていただくと、
開始1分少々で、ワインが漏れ始めてますね。 ワインの酸度ってのは侮れないです。
10分もしないうちに、どんどん溢れてきます。
もちろん、焼酎も あふれてきましたよ、比較すればちょっとだけですけどね。
で、こんな風に流れ始めまして、
「これで、ワインの水位もだいぶビンの口元より低くなったから、
漏れも止まるだろう」と思っていました。
ところが、
翌朝になると、
どこぞの『現場写真』みたいになっていました。
あふれ出したワインは、
「1/3近くなくなってるやん」
「試飲する分あるか??」
さてさて、
なんとか、試飲は出来ました、
「ボジョレヌーボ」
は、
酸味が和らぎというか、かなりなくなり、スッと飲める印象になりました。
とても、飲みやすいのですけど、
渋み、甘みなど、「味の情報」が少なくなった感じが否めません。
は、
割と節操なくお酒をたしなむ職人です。
醸造酒より蒸留酒のほうが好みではありますが、
実は職人、「芋焼酎」が苦手でございます。
特徴のある香りが、ちょっと、、、どうも、、、って感じです。
で、
この「水素芋焼酎」
私は 「とても飲みやすい!!」と感じました。
香りが程よく、しかし蒸留酒であるキックバックはしっかりとあり、
なにより「のみやすい」!!
でも、「これってなに焼酎?」って聞かれるかな?
「うん? これ水割りじゃないよね?」って思われるかな?
と、『芋焼酎』のクセが好きな人たちには不評になるかもか?
ってことも思いました。
お酒は嗜好品ですから、好みがあります。
スッキリを好む人、飲みやすさを好む人。
ガツンと来てほしい人、クセごと呑む人。
どうも、水素を発生させると、
「スッキリ」「飲みやすい」傾向があるのは確実でございます。
ちょっと、発展(ワルのり)させて、来年も観測を続けてまいりますよ。