『単純、だからこそ奥が深い』 水耕栽培の仕組み ②
こんにちは、職人です。
さて、昨日の続きです。
水耕栽培について書いていきますが、
まずは、植物の解説から。
ひじょうに大雑把な表現ですが、植物ってのは
土がある場合(普通の状態ですね)、土の中の水分を根が吸い上げ、その際に養分も吸って
茎を通り、葉や、花や、実にわたり、葉の裏で蒸散して ってのを繰り返して成長しているわけです。
その、土をなくして、空いたスペースに代わりとして養分の高い水があったら、どうなると思います。
植物ってのは「根」から水分、養分を吸収しますよね。
その「根」も、土の中を「掘って」成長するのと、
水の中を「泳いで」成長するのでは
どっちが大きくなるかって、想像しやすくありません?
水の中の可能性が高そうだな? ってワクワクしませんか。
で、ワクワクした職人と、水素バカは
グリーンスペース造園さんで作成している
「水に浮かせてキット」の試験場に行ってきたってわけです。
仕組みはすごい単純。
「溶液の上に苗を浮かばせる」ってだけなんです。
「え? それだけですか??」って職人も思わず口に出てしまいましたよ。
そもそも、野菜栽培経験のない人を狙って開発されたものなので、
一度セットしてしまえば、あとは「水を絶やさないようにするだけ」って
寸法です。
「苗」を 浮きである「発泡スチロールの板」の真ん中にセットして、
溶液に浮かばせているわけです。
引っ張り上げると、「根っこがわっさー」とあるわけです。
根がしっかり大量にあって、養分を吸い上げるわけですから、
土の場合より、大きくなる道理なわけです。
土の中の養分も、水に溶けていないと吸収しにくいですからね。
この鉢が「土」でいっぱいだったら、その中の一部しか
「水に溶けた養分」にならないでしょ。
それが、水耕栽培だと、「全部が溶けた養分」てなわけです。
で、これをどう活用していくかってことは、
あ、
また明日です。