土潤溽暑 の候 - つちうるおうて むしあつし ―
こんにちは、みなもです。
いよいよ、7月も終わりですね。
暦の二十四節気では、
7月23日が 大暑 で この頃から
8月のはじめまでが、一年でも一番暑い
「酷暑」の時期とされています。
二十四節気をさらに、5日ごとに
初候・次候・末候に分けた
七十二候 では
7月31日は 次候 にあたり
土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
と、表されるそうです。
今日の神戸の湿度は 73%、
まさに、
“ 土が湿って蒸暑い "
と身にしみる気候ですが、
「つちうるおうて むしあつし」
と 口に出してみると、ふと、
子どもの頃、夕方に打ち水をして
涼をとった記憶が蘇り、
暑さへの憂いが、すっと落ち着くようで、
なんだか不思議です。
厳しい季節に身をゆだねがらも
乗り越えていこうとしたであろう
いにしえの人々の知恵と感性を
忘れずにいたいと思います。
今日も、最後までおつきあいいただき
ありがとうございました。